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誰もが登れる、と思われがちな富士山。でも、平成8年〜17年の10年間に、実は静岡県側だけで約150件の事故が発生しているんです。そのうち約63%が7、8月の登山シーズン中、約18%が「まだ登れる」と思われている9月、10月に起こっています。
事故原因は・・・
1位 転倒(スリップ、つまづき、強風等)・・・26.5%
2位 道迷い・・・21.7%
3位 疲労(体力不足等)・・・16.3%
となっています。 その他、滑落14件、落石4件といった事故原因も報告されています。全国的に40歳以上の中高年登山者が増えており、それに伴って、山岳事故の9割以上が中高年によるものとのデータがあります。しかし、富士山に関しては、中高年36.5%、体力のありそうな20歳〜34歳46.5%と、実は若い登山者に事故が多いという傾向があります。
実際に、富士山で出会う登山者の傾向として、中高年は比較的装備やペース配分について慎重な感じがしますが、若者は装備が適当、明らかにハイペースな人たちが多いという印象を受けます。なかには、手ぶらにサンダル姿で「俺たちかっこいい」的な登山者(?)にも会ったりします。「道迷い」が原因の2番手にきていることは意外でしたが、「他の登山者について行けば何とかなる」といった考えで、ルートを確認しないことが原因と考えられます。
つまり、富士山では登山というより、観光的な意味合いで登る人たちが他の山に比べて多く、装備や意識の不十分さが事故を招いているということが言えるでしょう。
参考:全国山岳遭難対策協議会資料
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